パッケージ情報
パッケージ | ピン数 HTSSOP (PWP) | 16 |
動作温度範囲 (℃) -40 to 85 |
パッケージ数量 | キャリア 2,000 | LARGE T&R |
TPS23751 の特徴
- ステータス・フラグによるIEEE 802.3at分類
- 広い負荷範囲にわたり高い効率のソリューション
- 最大25.5W PDの電力を供給
- 堅牢な100V、0.5ΩのホットスワップMOSFET
- 同期整流の無効化信号
- PowerPAD™ TSSOPパッケージ
- 完全なPoEインターフェイスとDC-DCコントローラ
- アダプタのOR結合のサポート
- 周波数をプログラム可能
- TPS23752は超低消費電力のスリープ・モードをサポート
- 接合部温度範囲: -40℃~125℃
TPS23751 に関する概要
TPS23751は16ピンの集積回路で、PoE (Power-over-Ethernet)の受電デバイス(PD)インターフェイスと、電流モードDC-DCコントローラを組み合わせ、広い負荷範囲にわたって高い効率を必要とするアプリケーションに特化して最適化されています。
PoEインターフェイスには、IEEE 802.3at準拠のtype-2ハードウェア分類が実装されています。また、補助電力検出(APD)入力と、無効化機能(DEN)も内蔵されています。0.5Ω、100VのパスMOSFETにより放熱が最小化され、電力を最大限に有効活用できます。
DC-DCコントローラには内部的なソフトスタート、ブートストラップのスタートアップ電流ソース、電流モード制御と勾配補償、ブランキング、電流制限の機能があります。軽負荷時には、同期整流を無効化し、可変周波数動作(VFO)に移行することで、効率が向上します。
TPS23752は、TPS23751にスリープ・モード機能を追加した、20ピンの拡張版です。スリープ・モードではコンバータが無効になり、消費電力が最小化されますが、IEEE802.3atで必要となる電力維持シグネチャ(MPS)の生成は続けられます。