パッケージ情報
パッケージ | ピン数 WSON (DSG) | 8 |
動作温度範囲 (℃) -40 to 125 |
パッケージ数量 | キャリア 250 | SMALL T&R |
TPS61251 の特徴
- 抵抗でプログラム可能な入力電流制限
- 全温度範囲にわたって 500mA で ±10% の電流精度
- 100mA から最大 1500mA までプログラム可能
- スヌーズ・モードで消費する静止電流はわずか 2µA (標準値)
- ファラッド範囲の大容量コンデンサを充電できるように設計
- 最大 92% の効率
- パワー・グッドにより、シャットダウン中でも出力電圧レベルが適切であることを表示
- VIN 範囲:2.3V~6V
- 最大 6.5V の可変出力電圧
- 100% デューティ・サイクル・モード (VIN > VOUT の場合)
- 負荷切断および逆電流保護
- 短絡保護
- 動作周波数:3.5MHz (標準値)
- 2 × 2mm の WSON-8 パッケージで供給
- WEBENCH® Power Designer により、TPS61251 を使用するカスタム設計を作成
TPS61251 に関する概要
TPS61251 デバイスは、3 セルの NiCd または NiMH バッテリや、1 セルのリチウムイオンまたはリチウムポリマー・バッテリで動作する製品のための電源ソリューションです。入力電圧範囲が広いため、携帯電話、ソリッド・ステート・ドライブ (SSD)、ワイヤレス・モデムなどの携帯型アプリケーションの電力供給に理想的です。このコンバータは、バッテリ・バックアップ・アプリケーションに対応するため、ファラッド範囲の大容量コンデンサを充電できるように設計されています。コンデンサの充電中、TPS61251 デバイスは、VOUT がプログラムした値に達するまで定電流源として動作します。充電電流は外付け抵抗 RILIM でプログラムでき、その精度は 500mA の平均入力電流に対して ±10% です。
TPS61251 デバイスをリザーバ・コンデンサと組み合わせて使用すると、電源回路 (PC スロット、USB) の能力を超える大電流パルスをコンバータが供給しながら、スロットの電力をその能力内に安全に維持できます。軽負荷時には、本デバイスは拡張パワー・セーブ・モード (スヌーズ・モード) に自動的に移行します。このモードでは、バッテリ消費電流はわずか 2µA であるにもかかわらず、コンバータは必要な出力電圧を維持できます。これにより、最小限の静止電流で最大の効率が得られます。
TPS61251 デバイスは小さなインダクタと入力コンデンサを使用できるため、ソリューションを小型化できます。シャットダウン中、負荷はバッテリから完全に切り離され、バッテリも、充電されたバルク・コンデンサも放電されません。TPS61251 デバイスは、2 × 2mm (DSG) の 8 ピン QFN パッケージで供給されます。