パッケージ情報
パッケージ | ピン数 HTSSOP (PWP) | 20 |
動作温度範囲 (℃) -40 to 125 |
パッケージ数量 | キャリア 2,000 | LARGE T&R |
TPS92638-Q1 の特徴
- 車載アプリケーションに対応
- デバイス温度グレード 1: 動作時周囲温度 –40℃~125℃ 範囲
- デバイスHBM ESD分類レベルH2
- デバイスCDM ESD分類レベルC3B
- アナログおよびPWM調光機能搭載の8チャネルLEDドライバ
- 広い入力電圧範囲: 5V~40V
- 基準抵抗を使用して定出力電流を調整可能
- 最大電流: チャネルごとに70mA
- 最大電流: パラレル動作モードで560mA
- 精度: チャネルごとに±3%
- 精度: デバイスごとに±4%
- PWM調光入力(PWM)
- 電源オン/オフ遅延時間: 25µs (代表値)、45µs (最大値)
- 4バンクのPWM調光により8チャネルを制御
- グリッチ除去を備えたオープンおよび短絡LEDの検出
- オープン、短絡、およびサーマル・シャットダウン障害通知用のフォルト・ピン、最大15個までのデバイスをパラレル・バスで接続可能
- サーマル・シャットダウンを防ぐための温度-電流フォールドバック、スレッショルドをプログラミング可能
- 単一の抵抗でストップランプ用電流を設定可能
- 単一の抵抗でテールランプ用電流を設定可能
- 動作時の接合部温度範囲: -40℃~150℃
- パッケージ: 20ピンの放熱特性の優れたPWPパッケージ(PDSO)
TPS92638-Q1 に関する概要
TPS92638-Q1はPWM調光機能を搭載した8チャネルのリニアLEDドライバです。このデバイスの設計は、中程度までの電力範囲に属するLEDの、複数のストリングを駆動するために理想的です。
このデバイスは、8つまでのストリングで、各ストリングに1~3個のLEDを駆動でき、合計電流はチャネルごとに70mAまでです。出力を並列に接続すると、560mAまでの大電流を駆動できます。
複数のストリングを使用するアプリケーションでは、LEDストリングを共通のカソードで接続できる利点があります。このため、ローサイド電流センスのシステムではLEDストリングごとに1本のリターン線が必要になりますが、このデバイスではアプリケーション全体で1本のリターン線しか必要としません。
デバイスには、ストップおよびテール・アプリケーション用にLEDの大電流と小電流とを切り替える機能があります。2つのリファレンス・レジスタにより、各出力の2つのLED電流レベルが設定されます。
内蔵の温度監視機能により、ICの接合部温度がスレッショルド値を超えた場合に、LEDの駆動電流を低減します。温度スレッショルドは、外部の抵抗によりプログラム可能です。TEMPピンをグランドに接続すると、温度電流監視機能をディスエーブルにできます。出荷時設定オプションとして、接合部温度のアナログ電圧出力も用意されています。