UCC28521
- PFC/PWMのコントロールをワンチップに内蔵
- トレーリング・エッジPFC及びトレーリング・エッ ジPWM変調
- PFC/PWM ターンオンのシーケンス制御機能内蔵
- 高出力能力2A ソース/3Aシンク・ゲート駆動
- 高速動作16nsの立ち上がり時間/7nsの立ち下がり 時間(1nF負荷)
- PFCの特長
- 低ノイズ構成に最適な連続導通の平均電流モー ド制御
- 広いマルチプライヤ入力特性によりほぼ1の力 率を実現可能
- 入力電圧フィードフォワード
- すぐれた過渡応答制御回路内蔵
- 正確なパワー制限
- ゼロパワー検出回路内蔵
- PWMの特長
- Peak-Current-Modeには1:1のPFC:PWM周波 数オプションがあります。
- 最大デューティ・サイクル制限を最大90%まで 設定可能
- 設定可能なソフトスタート機能
- PFCの特長
- APPLICATIONS
- 高効率サーバー、デスクトップ電源
- 高効率テレコムAC/DCコンバータ
bqTINYは、テキサス・インスツルメンツの登録商標です。
UCC28521及びUCC28528のPFC/PWM混在コントローラは IEC61000-3-2高調波電流抑制規格に準拠するオフライン電源シス テムの構築に必要な全ての機能を備えています。PFC段とPWM 段のコントロールおよび駆動信号を1つのデバイスに組み込むこ とで特性やコストの面で大きな利益がもたらされています。
UCC28511に基づいて、この新型デバイスは平均電流モード・ コントロールの制御方式を使用しています。UCC28521/28の主 な相違点はPFC/PWM段のトレーリング・エッジ/トレーリング・ エッジ(TEM/TEM)変調体系にあります。UCC28528はPWM 段が立下りの電圧ではターンオフしないという点でUCC28521と 異なります。UCC28528のPWMはローパワーの補助電源等向け に設計されています。
このデバイスは前世代の混在型のコントローラに対し特性面で の利点があります。主なPWMの特長としては最大デューティ・ サイクルが設定可能であることです。PFC段については、この デバイスではマルチプライヤの特性が改善されており、また、 過渡応答特性の改善のためトランスコンダクタンス型のアンプを 使用していることが特長です。
PFC部はライン電流用に基準信号を生成する3入力のマルチプ ライヤにあります。UCC28521/28は入力電圧および負荷条件の 全ての範囲で入力電流に低歪みの基準電圧を生成することが可 能な高く広い直線性の範囲を持つマルチプライヤ回路をもって います。低オフセット、高帯域な電流誤差増幅器により、実際 のインダクタ電流は確実にマルチプライヤの出力制御信号に追 随します。出力電圧の制御はトランスコンダクタンス・アンプを 経て処理されます。
回路の過渡応答は、出力電圧が設定された範囲外に低下した 場合、トランスコンダクタンス型の電圧アンプの出力容量を高 速で充電/放電させることにより改善しています。ヒステリシ ス電圧が選択可能なUVLO回路、高精度な基準電圧、OVP/イ ネーブル、ゼロパワー検出、ピーク電流制限、パワー制限、大 電流出力のゲート・ドライバ段などの多くの機能がPFC部に内 蔵されています。
PWM部の特徴としては、ピーク電流モード制御です、設定 可能なソフトスタート、最大デューティ・サイクルの精密クラン プ機能、ピーク電流制限、大電流出力のゲート・ドライバ段な どが内蔵されています。PWM段は起動時PFC出力がその設定 値の90%に達するまで抑制されています。入力ラインの低下及 びオフ時、UCC28521ではPFC出力がその出力値の71%に低下 するまでPWM段は動作しています。一方、UCC28528ではバ イアスがUVLOターンオフ・スレッシュホールドより低くなる とPWM段は動作を停止します。
両デバイスとも20ピンのDWパッケージです。
技術資料
種類 | タイトル | 最新の英語版をダウンロード | 日付 | |||
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* | データシート | 高性能PFC/PWM 混在コントローラ トレーリング・エッジ制御 データシート (Rev. D 翻訳版) | 英語版 (Rev.D) | PDF | HTML | 2006年 11月 6日 |
購入と品質
- RoHS
- REACH
- デバイスのマーキング
- リード端子の仕上げ / ボールの原材料
- MSL 定格 / ピーク リフロー
- MTBF/FIT 推定値
- 使用原材料
- 認定試験結果
- 継続的な信頼性モニタ試験結果
- ファブの拠点
- 組み立てを実施した拠点