UCC3817A

UCC3817AおよびUCC3818Aファミリは、アクティブ力率補正プリレギュレータに必要なすべての機能が搭載されています。コントローラは、AC入力ラインの電流波形を、AC入力ライン電圧の波形に対応するよう成形し、ユニティに近い力率を実現します。平均電流モード制御により、安定した低歪みの正弦ライン電流が維持されます。

UCC3817A/UCC3818Aはテキサス・インスツルメンツのBiCMOSプロセスで設計されており、低いスタートアップ電流、低消費電力、過電圧保護、シャントUVLO検出回路、リーディング・エッジ変調技法によるバルク・コンデンサのリップル電流低減、改良された低オフセット(±2mV)電流アンプによる軽負荷時の歪み低減などの新機能があります。

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UCC3817A/18AファミリのPFCコントローラは、UCC3817/18ファミリのデバイスと直接ピン単位で互換性があります。UCC3817Aファミリの出力ステージのみが、小さな値の外付けゲート・ドライブ抵抗を使用できるように変更されています。十分に高いゲート・ドライブ抵抗を使用できない一部の電源デザイン用に、UCC3817A/18Aファミリでは内部のゲート抵抗を大きくすることで、出力ステージをより強固にしています。それでも、UC3817A/18Aファミリのゲート・ドライブは引き続き強力であり、±1.2Aのピーク電流能力を持っています。

UCC3817Aにはスタートアップ電流の低いオンチップのシャント・レギュレータがあり、ブートストラップ電源を活用するアプリケーションに適しています。UCC3818Aは、固定電源電圧(VCC)のアプリケーションを対象としています。どちらのデバイスも、16ピンのD、N、PWパッケージで供給されます。