パッケージ情報
パッケージ | ピン数 WSON (DRV) | 6 |
動作温度範囲 (℃) -40 to 105 |
パッケージ数量 | キャリア 250 | SMALL T&R |
TPS22810 の特徴
- シングル・チャネル負荷スイッチを内蔵
- 動作時周囲温度: -40℃~+105℃
- SOT23-6 (DBV): 最大連続電流2A1
- WSON (DRV): 最大連続電流3A1
- 入力電圧範囲: 2.7V~18V
- 絶対最大入力電圧: 20V
- オン抵抗(RON)
- VIN = 12VでRON = 79mΩ (標準値)
- 静止電流
- VIN = 12Vにおいて62µA (標準値)
- シャットダウン電流
- VIN = 12Vにおいて500nA (標準値)
- サーマル・シャットダウン
- 低電圧誤動作防止(UVLO)
- 可変クイック出力放電(QOD)
- CTピンで立ち上がり時間を設定可能
- SOT23-6パッケージ
- 2.9mm×2.8mm、0.95mmピッチ、
高さ1.45mm (DBV)
- 2.9mm×2.8mm、0.95mmピッチ、
- WSONパッケージ
- 2mm×2mm、0.65mmピッチ、
高さ0.75mm (DRV)
- 2mm×2mm、0.65mmピッチ、
- ESD性能はJESD 22に準拠しテスト済み
- HBM ±2kV、CDM ±1kV
(1)熱性能を考慮する必要があります
TPS22810 に関する概要
TPS22810はシングル・チャネルの負荷スイッチで、立ち上がり時間を設定可能、クイック出力放電(QOD)が内蔵されています。さらに、このデバイスには接合部温度の上昇からデバイスを保護するため、サーマル・シャットダウン機能が搭載されています。これらの機能により、デバイスの安全な動作が本質的に保証されています。このデバイスにはNチャネルMOSFETが搭載され、2.7V~18Vの入力電圧範囲で動作できます。SOT23-5 (DBV)パッケージは最大で2Aの電流をサポートできます。WSON (DRV)パッケージは最大で3Aの電流をサポートできます。スイッチはオン/オフ入力により制御され、低電圧の制御信号と直接接続が可能です。
デバイスの立ち上がり時間を設定可能なため、大きな負荷容量により発生する突入電流が大幅に減少し、電源ドループが低減、または生じなくなります。低電圧誤動作防止機能は、VIN電圧がスレッショルド値よりも低下した場合にデバイスの電源をオフにし、想定よりも低い電圧の供給によって下流の回路が損害を受けることを防止します。QODピンは設定可能で、デバイスの立ち下がり時間を制御し、電源オフ時の設計を柔軟に行えるようにします。
TPS22810はリード付きのSOT-23パッケージ(DBV)で供給され、ハンダ付け結合部を目視で検査できるほか、WSONパッケージ(DRV)でも供給されます。このデバイスは、-40℃~+105℃の周囲温度範囲で動作するよう規定されています。