パッケージ情報
パッケージ | ピン数 VQFN (RGW) | 20 |
動作温度範囲 (℃) -40 to 125 |
パッケージ数量 | キャリア 3,000 | LARGE T&R |
TPS2372 の特徴
- IEEE 802.3bt (ドラフト) タイプ3またはタイプ4 PoE用のPDソリューション
- タイプ4 ( TPS2372-4) 90Wおよびタイプ3 ( TPS2372-3) 60W動作用の電力レベルをサポート
- 堅牢な100VのホットスワップMOSFET
- TPS2372-4 (標準値): 0.1Ω、2.2A電流制限
- TPS2372-3 (標準値): 0.3Ω、1.85A電流制限
- 電源インジケータ出力を割り当て済み
- 突入電流完了遅延付きのPG出力
- PSE突入電流に準拠
- 自動電源シグネチャ保持(MPS)
- タイプ1-2または3-4 PSEに合わせてMPSを自動調整
- 超低消費電力のスタンバイ・モードをサポート
- 自動クラス動作をサポート
- PoE++ PSEをサポート
- 接合部温度範囲: -40℃~125℃
- 20リードのVQFNパッケージ
TPS2372 に関する概要
TPS2372には、IEEE802.3atまたはIEEE802.3bt (ドラフト) (タイプ1-4)受電機器(PD)を実装するために必要な、すべての機能が含まれています。内部スイッチ抵抗が低いため、 TPS2372-4および TPS2372-3は、それぞれ最大90Wおよび60Wの大電力アプリケーションをサポートできます。100mのCAT5ケーブルを想定した場合、これはPD入力の71.3Wおよび51Wに相当します。
TPS2372は拡張機能付きで動作します。
自動MPS機能により、非常に消費電力の低いスタンバイ・モードが必要なアプリケーションにも使用可能です。 TPS2372は、PSE電力を維持するため必要な、パルス化された電流を自動的に生成します。外付けの抵抗を使用して、この機能を有効化し、MPSのパルス化された電流の振幅をプログラムできます。
また、 TPS2372には遅延機能が実装されており、リモートPSEは突入フェーズを完了してから、パワー・グッド(PG)出力を解除できます。これによって、IEEE802.3bt (ドラフト)のスタートアップ要件を満たすことができます。
また、自動クラスのイネーブル入力により、IEEE802.3bt (ドラフト)標準に準拠した、高度なシステム電力最適化モードも可能になります。