パッケージ情報
パッケージ | ピン数 VSON (RJJ) | 23 |
動作温度範囲 (℃) -40 to 125 |
パッケージ数量 | キャリア 3,000 | LARGE T&R |
TPS23755 の特徴
- タイプ 1 PoE 用の包括的な IEEE 802.3at PD ソリューション
- Ethernet Alliance (EA) ロゴ認証設計を利用可能
- 堅牢な 100V、0.36Ω (標準値) ホットスワップ MOSFET
- プログラム可能な分類レベル
- PWM コントローラと 0.77Ω (標準値) 150V パワー MOSFET を内蔵
- PSR 付きフライバック・コントローラ
- 2 次側ダイオード整流器により CCM 動作をサポート
- ±3% (標準値、12V 出力) の負荷レギュレーション (5%~100% の範囲)
- ローサイド・スイッチ降圧トポロジをサポート
- 同期可能な可変スイッチング周波数
- 高度なスタートアップ
- プログラム可能なスルーレートと周波数ディザリングにより EMI 低減を強化
- PSR 付きフライバック・コントローラ
- スムーズな遷移で 2 次側アダプタを優先制御
- 接合部温度範囲:–40℃~125℃
- 小型の 6mm × 4mm VSON パッケージ
TPS23755 に関する概要
TPS23755 は、Power over Ethernet (PoE) 受電機器 (PD) インターフェイス、150V スイッチング・パワー FET、およびフライバック・トポロジ用に最適化された電流モード DC/DC コントローラを組み合わせたものです。1 次側レギュレーション (PSR)、スペクトラム拡散周波数ディザリング (SSFD)、高度なスタートアップなどの機能を備え高度に統合された TPS23755 は小型の機器に最適なソリューションです。PoE の実装は、13W、タイプ 1 の PD として IEEE 802.3at 規格に対応しています。
DC/DC コントローラの PSR 機能は、補助巻線からの帰還により出力電圧を制御するため、外部シャント・レギュレータおよびフォトカプラは不要です。2 次側ダイオード整流器を使った動作 (通常 12V 以上の出力) 用に最適化されています。通常、コンバータはスイッチング周波数 250kHz 時に連続導通モード (CCM) で動作します。
SFFD およびスルーレート制御により、EMI フィルタのサイズとコストを最小限に抑えることができ、高度なスタートアップにより、コンバータの起動およびヒカップ設計を簡素化すると同時に、使用するバイアス・コンデンサを最小限にできます。
2 次補助電源検出機能により、効率または熱的性能を犠牲にすることなく PoE 入力電力との間でスムーズな遷移を確保しながら、2 次側電源アダプタを優先します。
この DC/DC コントローラは内部ソフトスタート、スロープ補償、ブランキング機能を備えています。非絶縁用途の場合、TPS23755 は降圧トポロジもサポートしています。