パッケージ情報
パッケージ | ピン数 QFN-FCMOD (VCD) | 9 |
動作温度範囲 (℃) -40 to 125 |
パッケージ数量 | キャリア 4,000 | LARGE T&R |
TPSM81033 の特徴
- 入力電圧範囲:1.8V~5.5V
- 出力電圧範囲:2.2V~5.5V
- 5.0V 固定出力の場合、FB を Vin に接続
- 5.5A のバレー スイッチング電流制限
- 0.50µH (0A 時) パワー インダクタを内蔵
- 優れた放熱特性:
- VIN = 3.6V、VOUT = 5V、IOUT = 2A、TA = 25C で 30℃未満の温度上昇
- 高効率性と大電力供給能力
- 2 つの 25mΩ (LS) / 46mΩ (HS) MOSFET
- VIN = 3.6V、VOUT = 5V、IOUT = 2A のとき 90% を超える効率
- 2.4MHz のスイッチング周波数
- VIN ピンへの静止電流:20µA (代表値)
- 標準 0.1µA シャットダウン電流
- -40℃~+125℃範囲の基準電圧の精度:±1.5%
- パワー グッド出力とウィンドウ コンパレータ
- 軽負荷時の自動 PFM または強制 PWM をピン選択可能
- VIN > VOUT 時のパススルー モード
- 安全性と堅牢な動作機能
- シャットダウン時に入力と出力を完全に切り離し
- 出力過電圧、サーマル シャットダウン保護、出力短絡保護
- 2.6mm × 2.5mm QFN-FCMOD 9 ピン パッケージ
TPSM81033 に関する概要
TPSM81033 は、同期整流昇圧モジュールです。このデバイスは、バッテリおよびその他の電源で動作する携帯機器およびスマート デバイス用の電源ソリューションを提供します。TPSM81033 には、5.5A (標準値) のバレー スイッチ電流制限機能があります。このパワー モジュールには、テキサス・インスツルメンツの MagPack テクノロジーを使用して同期整流昇圧コンバータおよびインダクタが組み込まれているので、設計の簡素化、外付け部品の低減、PCB 面積の削減が可能です。
TPSM81033 は、適応型コンスタント オンタイム バレー電流制御トポロジを使用して出力電圧を制御し、2.4MHz のスイッチング周波数で動作します。軽負荷時には、MODE ピンを設定することで 2 つのモード (自動 PFM モード、強制 PWM モード) のどちらかを選択して、効率とノイズ耐性のバランスを取ることが可能です。TPSM81033 は、軽負荷状態において、VIN から 20µA の静止電流を消費します。シャットダウン中、TPSM81033 は入力電源から完全に遮断されて消費電流が 0.1µA まで低下するため、長いバッテリ駆動時間を実現できます。TPSM81033 には 5.75V の出力過電圧保護、出力短絡保護、およびサーマル シャットダウン保護機能が搭載されています。TPSM81033 は 2.6mm × 2.5mm の QFN-FCMOD (9) パッケージで供給され、また外付け部品も少ないため、ソリューションを小型化できます。