パッケージ情報
パッケージ | ピン数 WQFN (RHR) | 28 |
動作温度範囲 (℃) -40 to 85 |
パッケージ数量 | キャリア 250 | SMALL T&R |
SN65DPHY440SS の特徴
- MIPI DPHY 1.1 仕様に準拠
- 低コストのケーブル・ソリューションを実現
- 1.5Gbps で 最大 4 レーンをサポート
- CSI-2/DSI クロック速度:
100MHz~750MHz
- CSI-2/DSI クロック速度:
- シャットダウン状態で mW 未満の消費電力
- MIPI DSI 双方向 LP モードをサポート
- ULPS および LP の両方のパワー状態をサポート
- 出力電圧スイングを調整可能
- TX プリエンファシス・レベルを選択可能
- ISI 損失を補償するため Rx EQ を調整可能
- エッジ・レート制御を設定可能
- データおよびクロック・スキューの動的な補償
- 3kV ESD HBM 保護
- 工業用温度範囲: -40°C~85°C (SN65DPHY440SS)
- 商業用温度範囲: 0°C~70°C (SN75DPHY440SS)
- 単一の 1.8V 電源で供給
SN65DPHY440SS に関する概要
DPHY440は、1~4レーンおよびクロックのMIPI DPHYリタイマで、DPHY信号を再生成します。このデバイスはMIPI DPHY 1.1規格に準拠しており、MIPI CSI-2またはMIPI DSIアプリケーション用に最大1.5Gbpsのデータレートで使用できます。
このデバイスは、PCB、コネクタ、ケーブル関連の周波数損失と、スイッチング関連の損失を補償し、CSI2/DSIソースからシンクへの最良の電気的性能を実現します。DPHY440のDPHY入力には、設定可能なイコライザが搭載されています。
出力ピンは、入力ポートで受け取ったクロックとデータ・レーンとの間の不均等なスキューを自動的に補償します。DPHY440の出力電圧スイングおよびエッジ・レートは、それぞれVSADJ_CFG0ピンおよびERCピンの状態を変更することで調整できます。
DPHY440はモバイル・アプリケーションに最適化されており、DPHYリンク・インターフェイス上の動作を検出する回路が搭載され、ULPSおよびLP状態では低消費電力モードに移行できます。
SN65DPHY440SSは工業用温度範囲の-40℃~85℃で、SN75DPHY440SSは商業用温度範囲の0℃~70℃で動作が規定されています。