TL16C550D
- プログラマブル自動-RTSおよび自動-CTS 機能
- 自動-CTS モード時 CTSによるトランスミッ タ制御機能
- 自動-RTS モード時、RTS による受信FIFO コ ンテンツおよび閾値制御機能
- 同一電源時における、シリアルデータおよびモ デムコントロール出力のRJ11 ケーブルを直接 駆動可能
- 既存のすべてのTL16C450 ソフトウェアが動 作可能
- リセット後、すべてのレジスタはTL16C450 レジスタセットと同一
- VCC 5V の場合、最大動作周波数は24-MHz で 1.5-Mbaud まで動作可能
- VCC 3.3 V の場合、最大動作周波数は20-MHz で1.25-Mbaud まで動作可能
- VCC 2.5 Vの場合、最大動作周波数16-MHzで 1-Mbaud まで動作可能
- TL16C450モード時、ホールド・レジスタとシ フト・レジスタがCPU とシリアル・データ間の 正確な同期を実現
- 入力リファレンス・クロックをプログラマブル・ ボーレート・ジェネレータで、1 から(216 -1)ま で分周機能および内部16 ×クロック生成機能
- 標準非同期通信ビット(スタートビット、ストッ プビット、パリティビット)を付加、またはシリ アル・データストリームから剥離機能
- 5-V、3.3-V、および2.5-V 動作
- 独立受信クロック入力
- 送信、受信、ラインステータス、データセット割 り込みの個別制御機能
- 完全なプログラマブル・シリアル・インタフェー スの特徴:
- 5-、6-、7-、または、8- ビットキャラクタ
- 偶数-、奇数-、または、パリティビットなし の生成および検出
- 1-、1 1/2-、または、2-ストップビット生成
- ボー・レート ジェネレーション(dc から1 Mbit/s)機能
- 誤スタート・ビット検出機能
- 完了ステータスレポート機能
- 双方向データバスおよび制御バスの3-ステート 出力のTTL ドライブ機能
- ライン・ブレーク生成および検出機能
- 内部診断機能:
- 通信リンク障害分離用ループ・バック制御
- ブレーク、パリティ、オーバーランおよびフ レーミング・エラー・シミュレーション
- 完全な優先割り込み制御機能
- モデム制御機能(CTS、RTS、DSR、DTR、RI、 およびDCD)
- パッケージ: 48- ピンQFP(PT)、48- ピン TQFP(PFB)、および32- ピンQFN(RHB);
TL16C550D およびTL16C550DI は、TL16C550C の動作速度と動作電圧のアップグレード(機能的には同等)バージョン です。またTL16C450 の機能アップグレードバージョンでもあります。パワーアップ時にはTL16C450 と同じ機能(キャラ クタ、つまりTL16C450 モード)ですが、TL16C550D およびTL16C550DI はTL16C550C と同じように、FIFO モード としても使うことができます。この機能で送受信キャラクタをバッファリングすることによりCPU の過剰なソフトウエア実行 負荷を緩和します。送受信FIFO は、受信FIFO にある1バイトあたり3 つのエラー・ステータス・ビット含め、16 バイトまで データを貯めることができます。FIFOモードでは、RTS出力およびCTS入力信号を使用したシリアルデータフローを自動的に 制御することで、かなりのソフトウェアオーバーロードを減らし、システムの効率性を増やすことができる選択可能自動フロー 制御機能があります。
TL16C550D およびTL16C550DI は、周辺デバイスから受信したデータをシリアル・パラレル変換または、CPU から受信 したデータをパラレル・シリアル変換します。CPU は、いつでもUART ステータスを読み取ることができます。UART は、通 信リンクのソフトウェア管理を最小限にできる完全なモデム制御機能とプロセッサ割り込み制御機能を持っています。
TL16C550D およびTL16C550DI UART は共に、1 から65535 までのディバイザでリファレンス・クロックを分周 し、内部トランスミッタ回路に16 ×リファレンス・クロックを供給することの出来るプログラマブル・ボーレート・ジェ ネレータを持っています。またレシーバ回路に対してもこの16×クロックを使用します。UART は、1.5-Mbaudまでの シリアル・転送レート(24-MHz 入力クロック)を行うことが出来ます。この時ビット時間は、667ns、通常のキャラクタ 時間は、6.7µs(スタートビット、8 データビット、ストップビットの場合)となります。 TL16C450 ピンのうち二つのピンは、TL16C550D およびTL16C550DI では、TXRDY とRXRDY に変更されてい て、DMA コントローラに信号を伝える機能ピンとなっています。
技術資料
種類 | タイトル | 最新の英語版をダウンロード | 日付 | |||
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* | データシート | 自動フロー制御付きUART データシート (Rev. C 翻訳版) | 最新英語版 (Rev.E) | PDF | HTML | 2006年 11月 6日 | |
製品概要 | UART Quick Reference Card (Rev. D) | 2008年 4月 9日 |
設計および開発
その他のアイテムや必要なリソースを参照するには、以下のタイトルをクリックして詳細ページをご覧ください。
PSPICE-FOR-TI — TI Design / シミュレーション・ツール向け PSpice®
設計とシミュレーション向けの環境である PSpice for TI (...)
TINA-TI — SPICE ベースのアナログ・シミュレーション・プログラム
TINA-TI をインストールするには、約 500MB が必要です。インストールは簡単です。必要に応じてアンインストールも可能です。(そのようなことはないと思いますが)
TINA は DesignSoft (...)
パッケージ | ピン数 | CAD シンボル、フットプリント、および 3D モデル |
---|---|---|
LQFP (PT) | 48 | Ultra Librarian |
TQFP (PFB) | 48 | Ultra Librarian |
VQFN (RHB) | 32 | Ultra Librarian |
購入と品質
- RoHS
- REACH
- デバイスのマーキング
- リード端子の仕上げ / ボールの原材料
- MSL 定格 / ピーク リフロー
- MTBF/FIT 推定値
- 使用原材料
- 認定試験結果
- 継続的な信頼性モニタ試験結果
- ファブの拠点
- 組み立てを実施した拠点
推奨製品には、この TI 製品に関連するパラメータ、評価基板、またはリファレンス デザインが存在する可能性があります。