パッケージ情報
パッケージ | ピン数 VQFN-HR (RUX) | 12 |
動作温度範囲 (℃) -40 to 125 |
パッケージ数量 | キャリア 250 | SMALL T&R |
TPS2121 の特徴
- 広い動作範囲:2.8V~22V
- 絶対最大定格入力電圧:24V
- 低い RON 抵抗
- TPS2120:62mΩ (標準値)
- TPS2121:56mΩ (標準値)
- 可変過電圧スーパーバイザ (OVx)
- 精度 ±5% 未満
- 可変優先スーパーバイザ (PR1)
- 精度 ±5% 未満
- TPS2121 は精度 1% 未満の外部基準電圧 (CP2) をサポート
- 出力電流制限 (ILM)
- TPS2120:1A~3A
- TPS2121:1A~4.5A
- チャネル状態表示 (ST)
- 可変入力セトリング時間 (SS)
- 可変出力ソフトスタート時間 (SS)
- TPS2121 高速出力切り替え (t SW):5µs (標準値)
- 低静止電流 (Iq) (有効な入力から):200µA (標準値)
- 低静止電流 (Iq) (無効な入力から):10µA (標準値)
- 手動による入力電源選択 (OVx)
- 過熱保護 (OTP)
TPS2121 に関する概要
TPS212x は複数電源を備えたさまざまなシステムに適したデュアル入力シングル出力 (DISO) パワー・マルチプレクサ (MUX) です。利用可能な入力の検出、選択、シームレスな遷移を自動的に行います。
最大入力電圧に対して優先順位を自動的に割り当てること、または ORing 接続と供給元 (ソース) 選択動作の両方をサポートする目的でそれより低い電圧の入力に優先順位を手動で割り当てることができます。優先電圧スーパーバイザを使用して、入力源を選択します。
理想ダイオード動作により、入力源間をシームレスに遷移できます。切り替え時には、電圧降下を制御して逆電流を事前に阻止し、最小限のホールドアップ容量で、中断なく負荷に電力を供給できます。
電流制限は、スタートアップおよび切り替え時に過電流イベントからの保護に使用され、通常動作時にもデバイスを保護します。出力電流制限は、1 つの外付け抵抗で設定できます。
TPS212x は WCSP パッケージおよび小型の VQFN-HR パッケージで供給され、-40℃~125℃の温度範囲で仕様が規定されています。