パッケージ情報
パッケージ | ピン数 SSOP (DB) | 20 |
動作温度範囲 (℃) 0 to 70 |
パッケージ数量 | キャリア 70 | TUBE |
TRS3222E の特徴
- RS-232 バス・ピン用 ESD 保護機能
- ±15kV 人体モデル (HBM)
- ±8kV IEC 61000-4-2、接触放電
- ±15kV IEC 61000-4-2、エアギャップ放電
- TIA/EIA-232-F および ITU v.28 規格の要件に適合またはそれを上回る性能
- 3V~5.5V の VCC 電源で動作
- 最大 500kbit/s で動作
- 2 つのドライバと 2 つのレシーバ
- 小さいスタンバイ電流 ...1µA 標準
- 外付けコンデンサ ...4 × 0.1µF
- 3.3V 電源で 5V ロジック入力を受容
- TRS3222E 代替の高速ピン互換デバイス (1Mbit/s)
TRS3222E に関する概要
TRS3222E は 2 つのライン・ドライバ、2 つのライン・レシーバ、1 つのデュアル・チャージ・ポンプ回路で構成されており、±15kV のピン間 (シリアル・ポート接続ピン、GND を含む) ESD 保護機能を備えています。
このデバイスは、TIA/EIA-232-F の要件を満たし、非同期通信コントローラとシリアルポート・コネクタの間の電気的インターフェイスとして機能します。チャージ・ポンプと 4 つの小さな外付けコンデンサにより、3V~5.5V の単一電源で動作できます。このデバイスは最大 500kbit/s のデータ信号速度、最大 30V/µs のドライバ出力スルーレートで動作します。
TRS3222E は、パワーダウン (PWRDOWN) 入力を Low に設定してパワーダウン・モードにすることができます。この状態では電源からわずか 1µA しか流れ込みません。デバイスがパワーダウン・モードのとき、ドライバはハイ・インピーダンス状態になりますが、レシーバはアクティブのままです。また、パワーダウン・モード時には、オンボードのチャージ・ポンプがディセーブルになり、V+ が VCC に低下し、 V–が GND に向かって上昇します。レシーバの出力 は、イネーブル (EN) を HIGH に設定することで、高インピーダンス状態に移行することもできます。