JAJA755C January 2018 – November 2021 TPS63000 , TPS63001 , TPS63002 , TPS63010 , TPS63011 , TPS63012 , TPS63020 , TPS63021 , TPS63024 , TPS630241 , TPS630242 , TPS630250 , TPS630251 , TPS630252 , TPS63027 , TPS63030 , TPS63031 , TPS63036 , TPS63050 , TPS63051 , TPS63060 , TPS63061 , TPS63070 , TPS63802 , TPS63805 , TPS63806 , TPS63810 , TPS63811 , TPS65218 , TPS65218D0
ほとんどのコンバータでは、抵抗分圧回路を使用して出力電圧を設定します。コンバータが固定出力電圧コンバータの場合、この回路は内蔵されています。この場合には、このセクションで説明する外付けの分圧器は使用しません。
与えられた帰還電圧 VFB および帰還バイアス電流 IFB から、分圧器を計算できます。
抵抗分圧器を流れる電流は、帰還バイアス電流の 100 倍以上にする必要があります。 抵抗帰還分圧器の設計に関する詳細な説明については、SLYT469 も用意されています。
ここで、
これにより、電圧測定精度の低下は 1% 未満になります。帰還分圧器の抵抗値計算では、帰還ピンへの電流は無視できます。式 12 および 式 13 から計算した値よりも小さい抵抗を使用することの欠点は、分圧抵抗での電力損失が大きくなるため、軽負荷時の効率が低下することですが、精度は向上します。この件の詳細な説明については、SLYT469 を参照してください。
FB ピンへの電流を無視すると、抵抗は次のように計算されます。
ここで、