パッケージ情報
パッケージ | ピン数 WQFN (RTV) | 32 |
動作温度範囲 (℃) -40 to 85 |
パッケージ数量 | キャリア 250 | SMALL T&R |
LMH1208 の特徴
- ST-2082-1 (12G)、ST-2081-1 (6G)、ST-424 (3G)、ST-292 (HD)、ST-259 (SD)をサポート
- DVB-ASIおよびAES10 (MADI)と互換
- デュアル差動出力ケーブル・ドライバ
- オンチップの75Ωターミネーションおよび復帰損失補償ネットワーク
- ホスト側の平衡化された100Ωループバック出力
- 75Ω出力のスルー・レートをプログラム可能
- 75Ω出力でのプリエンファシスおよび出力振幅をプログラム可能
- 100Ω出力でのディエンファシスおよび出力振幅をプログラム可能
- 75Ωおよび100Ω出力での極性反転
- 入力信号が存在しない場合の自動パワー・セーブ
- 消費電力: 25mW (標準値)
- ENABLEピンによるパワー・ダウン制御
- 2.5V単一電源
- 消費電力: 200mW (標準値)
- ピン、SPI、SMBusインターフェイスによりプログラム可能
- -40℃~+85℃の動作温度範囲
- 5mm×5mm、32ピンのWQFNパッケージ
LMH1208 に関する概要
LMH1208デバイスは、12G UHD-SDI低消費電力、デュアル出力ケーブル・ドライバです。最大11.88GbpsのSMPTEビデオ・レートをサポートし、4K/8Kアプリケーション用のUHDビデオに対応します。ホスト側には追加の平衡化された100Ωドライバ出力があり、監視や信号の分配目的に使用できます。
プログラム可能なPCB入力イコライザは、高周波の昇圧を行い、PCB基板の配線により発生する符号間干渉(ISI)を低減します。両方のケーブル・ドライバ出力には、75Ωターミネーションと、復帰損失ネットワークが搭載されており、システム全体の設計を厳格なSMPTE復帰損失要件に合致させるために役立ちます。
入力信号検出により、ケーブル・ドライバの入力に有効な信号が存在することを判定できます。このセンシング機能を使用して、システム・フォルトをユーザーに通知したり、パワー・セーブ・モードを有効にしてケーブル・ドライバの消費電力を減らしたりできます。LMH1208は、11.88Gbpsまでのデータ・レートに合わせてスルー・レートを選択可能です。出力のスルー・レートと振幅は、ピン、SPI、SMBusにより制御可能です。
LMH1208は単一の2.5V電源で動作します。このデバイスは、占有面積の小さい5mm×5mm、32ピンのWQFNパッケージで供給されます。LMH1208は、LMH1228(リクロッカを統合した12Gのデュアル・ケーブル・ドライバ)とピン互換です。