データシート
LMH1297
- リクロッカを内蔵した、ユーザー設定可能な適応型ケーブル・イコライザまたはケーブル・ドライバ
- ST-2082-1 (12G)、ST-2081-1 (6G)、ST-424 (3G)、ST-292 (HD)、ST-259 (SD) をサポート
- DVB-ASI および AES10 (MADI) と互換
- 内蔵リクロッカにより、SMPTE レートを 11.88Gbps、5.94Gbps、2.97Gbps、1.485Gbps、または Divide-by-1.001 サブレートおよび 270Mbps にロック
- オンチップの 75Ω 終端およびリターン損失補償ネットワーク
- EQ (イコライザ) モード:
- リクロッカ内蔵の適応型ケーブル・イコライザ
- ディエンファシス付きの 100Ω 出力ドライバ
- リクロックされた 75Ω ループスルー出力
- EQ モードのケーブル距離 (Belden 1694A、SDI_OUT 無効):
- 11.88Gbps で 75m
- 5.94Gbps で 120m
- 2.97Gbps で 200m
- 1.485Gbps で 300m
- 270Mbps で 600m
- ケーブル・ドライバ (CD) モード:
- リクロッカ内蔵のデュアル差動出力ケーブル・ドライバ
- 適応型 PCB 入力イコライザ
- リクロックされた 100Ω ループバック出力
- 75Ω 出力での自動プリエンファシスおよびスルー・レート制御
- 75Ω および 100Ω 出力での極性反転
- 入力信号が存在しない場合の自動パワー・セーブ
- 消費電力:25mW (標準値)
- ENABLE ピンによるパワー・ダウン制御
- 2.5V 単電源
- EQ モードの消費電力:275mW (標準値)
- CD モードの消費電力:305mW (標準値)
- ピン、SPI、SMBus インターフェイスによりプログラム可能
- –40℃~+85℃の動作温度範囲
- 5mm × 5mm、32 ピン QFN パッケージ
LMH1297 は、12G UHD-SDI 75Ω 双方向 I/O であり、リクロッカが内蔵されています。このデバイスは、適応型ケーブル・イコライザとして入力モードに、またはデュアル・ケーブル・ドライバとして出力モードに構成可能で、システム設計者は単一の BNC を入力または出力ポートとして柔軟に使用できるため、UHD ビデオ・ハードウェアの設計が簡単になります。内蔵のリクロッカは、両方のモードで、最大 11.88Gbps までのサポートされているすべての SMPTE データ・レートへ自動的にロックします。双方向 I/O には、オンチップの 75Ω 終端およびリターン損失補償ネットワークがあり、SMPTE の厳格なリターン損失の要件を満たします。
追加の 75Ω ドライバ出力により、LMH1297 は各種のシステム機能をサポートできます。EQ (イコライザ) モードでは、この 2 番目の 75Ω ドライバをループスルー出力として使用できます。CD (ケーブル・ドライバ) モードでは、この 75Ω ドライバを 2 番目のファンアウト・ケーブル・ドライバとして使用できます。ホスト側の 100Ω ドライバは、CD モードでループバック出力として、監視用にも使用できます。
設計および開発
その他のアイテムや必要なリソースを参照するには、以下のタイトルをクリックして詳細ページをご覧ください。
評価ボード
LMH1297EVM — LMH1297 12G 双方向 I/O の評価基板
LMH1297EVM は、リクロッカを内蔵した 12G UHD-SDI 双方向 I/O である TI (テキサス・インスツルメンツ) の LMH1297 の高速性能と機能を評価するための設計を採用した評価基板 (EVM) です。このキットを使用すると、LMH1297 がサポートしているケーブル到達範囲と出力シグナル インテグリティを迅速に評価できます。 I/O 信号や SDI_OUT 信号を流すための 75Ω ポートで、高性能エッジ マウント BNC コネクタを使用します。 100Ω の差動入出力ポートは、エッジ実装型の SMA (...)
シミュレーション・ツール
PSPICE-FOR-TI — TI Design / シミュレーション・ツール向け PSpice®
PSpice® for TI は、各種アナログ回路の機能評価に役立つ、設計とシミュレーション向けの環境です。設計とシミュレーションに適したこのフル機能スイートは、Cadence® のアナログ分析エンジンを使用しています。PSpice for TI は無償で使用でき、アナログや電源に関する TI の製品ラインアップを対象とする、業界でも有数の大規模なモデル・ライブラリが付属しているほか、選択された一部のアナログ動作モデルも利用できます。
設計とシミュレーション向けの環境である PSpice for TI (...)
設計とシミュレーション向けの環境である PSpice for TI (...)
シミュレーション・ツール
TINA-TI — SPICE ベースのアナログ・シミュレーション・プログラム
TINA-TI は、DC 解析、過渡解析、周波数ドメイン解析など、SPICE の標準的な機能すべてを搭載しています。TINA には多彩な後処理機能があり、結果を必要なフォーマットにすることができます。仮想計測機能を使用すると、入力波形を選択し、回路ノードの電圧や波形を仮想的に測定することができます。TINA の回路キャプチャ機能は非常に直観的であり、「クイックスタート」を実現できます。
TINA-TI をインストールするには、約 500MB が必要です。インストールは簡単です。必要に応じてアンインストールも可能です。(そのようなことはないと思いますが)
TINA-TI をインストールするには、約 500MB が必要です。インストールは簡単です。必要に応じてアンインストールも可能です。(そのようなことはないと思いますが)
TINA は DesignSoft (...)
パッケージ | ピン数 | CAD シンボル、フットプリント、および 3D モデル |
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WQFN (RTV) | 32 | Ultra Librarian |
購入と品質
記載されている情報:
- RoHS
- REACH
- デバイスのマーキング
- リード端子の仕上げ / ボールの原材料
- MSL 定格 / ピーク リフロー
- MTBF/FIT 推定値
- 使用原材料
- 認定試験結果
- 継続的な信頼性モニタ試験結果
記載されている情報:
- ファブの拠点
- 組み立てを実施した拠点
推奨製品には、この TI 製品に関連するパラメータ、評価基板、またはリファレンス デザインが存在する可能性があります。