パッケージ情報
パッケージ | ピン数 SOT-23 (DBV) | 6 |
動作温度範囲 (℃) -40 to 125 |
パッケージ数量 | キャリア 3,000 | LARGE T&R |
TPS22917 の特徴
- 動作入力電圧範囲 (VIN):1V~5.5V
- 最大連続電流 (IMAX):2A
- オン抵抗 (RON)
- 5VIN = 80mΩ (標準値)
- 1.8VIN = 120mΩ (標準値)
- 1VIN = 220mΩ (標準値)
- 超低消費電力
- オン状態 (IQ):0.5µA (標準値)
- オフ状態 (ISD):10nA (標準値)
- ON ピンのスマート・プルダウン (RPD)
- ON ≥ VIH (ION):10nA (最大値)
- ON ≤ VIL (RPD):750kΩ (標準値)
- 電源オンの調整により突入電流を制限可能 (tON)
- 72mV/µs (CT = オープン) 時に 5V tON = 100µs
- 2.3mV/µs (CT = 1000pF) 時に 5V tON = 4000µs
- 出力放電および立ち下がり時間を変更可能
- オプションの QOD 抵抗 ≥ 150Ω (内部)
- 常時オンの真の逆電流ブロック (RCB)
- アクティブ化電流 (IRCB):–500mA (標準値)
- 逆リーク電流 (IIN,RCB):–1µA 以下
TPS22917 に関する概要
TPS22917x デバイスは小型のシングル・チャネル負荷スイッチで、リーク電流の低い P チャネル MOSFET を使用し、電力損失を最小限に抑えています。高度なゲート制御設計により、最低 1V の電圧で動作し、オン抵抗と電力損失の増大は最小限です。
立ち上がりと立ち下がりの時間は、外付け部品により別々に変更でき、システム・レベルの最適化が可能です。タイミング・コンデンサ (CT) および電源オン時間の変更により、不必要なシステム遅延を増やすことなしに、突入電流を管理できます。出力放電抵抗 (QOD) を使用して、出力の立ち下がり時間を調整できます。QOD ピンを出力に直接接続すると、立ち下がり時間が最短に、オープンにすると立ち下がり時間が最長になります。
スイッチのオン状態はデジタル入力により制御され、この入力は低電圧の制御信号と直接接続できます。TPS22917 はアクティブ HIGH のイネーブル・ロジックを使っており、TPS22917L はアクティブ LOW のイネーブル・ロジックを使っています。電源が最初に印加されたときには、スマート・プルダウンを使用して、システムのシーケンシングが完了するまで、ON ピンがフローティング状態になることが防止されます。ON ピンが意図的に HIGH (≥ VIH) に駆動された後、不必要な電力損失を避けるため、スマート・プルダウン (RPD) は切断されます。
TPS22917x デバイスは、ハンダ接合部の目視検査が可能なリード付き SOT-23 パッケージ (DBV) で供給されます。このデバイスは、–40℃~125℃の温度範囲での動作が規定されています。