ホーム インターフェイス 複数の CAN トランシーバ

SN55HVD233-SEP

アクティブ

スタンバイ・モード搭載、宇宙用強化プラスチック・パッケージ封止の耐放射線特性、3.3V CAN トランシーバ

製品詳細

Protocols CAN Number of channels 1 Supply voltage (V) 3 to 3.6 Bus fault voltage (V) -16 to 16 Signaling rate (max) (bps) 1000000 Rating Space
Protocols CAN Number of channels 1 Supply voltage (V) 3 to 3.6 Bus fault voltage (V) -16 to 16 Signaling rate (max) (bps) 1000000 Rating Space
SOIC (D) 8 29.4 mm² 4.9 x 6
  • VID V62/18617
  • 放射線耐性を強化
    • 単一イベント・ラッチアップ(SEL)耐性:125°Cで43MeV-cm2/mgまで
    • 30krad(Si)までELDRSフリー
    • 20krad(Si)まで、すべてのウェハー・ロットについて吸収線量(TID) RLAT
  • 宇宙向けに強化されたプラスチック
    • 管理されたベースライン
    • 金線
    • NiPdAuリード仕上げ
    • 単一のアセンブリ/テスト施設
    • 単一の製造施設
    • 軍用温度範囲(-55℃~125℃)で利用可能
    • 長期にわたる製品ライフ・サイクル
    • 長期にわたる製品変更通知
    • 製品のトレーサビリティ
    • モールド・コンパウンドの改良による低いガス放出
  • ISO 11898-2準拠
  • バス・ピンのフォルト保護: ±16V超
  • バス・ピンの ESD 保護:±14kV 超、HBM
  • データレート: 最大1Mbps
  • 広い同相電圧範囲: -7V~12V
  • 高い入力インピーダンスにより120ノードが可能
  • LVTTL I/Oは5V許容
  • ドライバ出力電圧の遷移時間制御による信号品質の向上
  • 電力オフのノードはバスに不干渉
  • 低電流のスタンバイ・モード: 200µA (標準値)
  • 診断用ループバック機能
  • サーマル・シャットダウン保護機能
  • グリッチ・フリーのバス入力および出力による電源オンおよびオフ
    • 高い入力インピーダンスと低いVCC
    • 電源サイクル中のモノリシック出力
  • VID V62/18617
  • 放射線耐性を強化
    • 単一イベント・ラッチアップ(SEL)耐性:125°Cで43MeV-cm2/mgまで
    • 30krad(Si)までELDRSフリー
    • 20krad(Si)まで、すべてのウェハー・ロットについて吸収線量(TID) RLAT
  • 宇宙向けに強化されたプラスチック
    • 管理されたベースライン
    • 金線
    • NiPdAuリード仕上げ
    • 単一のアセンブリ/テスト施設
    • 単一の製造施設
    • 軍用温度範囲(-55℃~125℃)で利用可能
    • 長期にわたる製品ライフ・サイクル
    • 長期にわたる製品変更通知
    • 製品のトレーサビリティ
    • モールド・コンパウンドの改良による低いガス放出
  • ISO 11898-2準拠
  • バス・ピンのフォルト保護: ±16V超
  • バス・ピンの ESD 保護:±14kV 超、HBM
  • データレート: 最大1Mbps
  • 広い同相電圧範囲: -7V~12V
  • 高い入力インピーダンスにより120ノードが可能
  • LVTTL I/Oは5V許容
  • ドライバ出力電圧の遷移時間制御による信号品質の向上
  • 電力オフのノードはバスに不干渉
  • 低電流のスタンバイ・モード: 200µA (標準値)
  • 診断用ループバック機能
  • サーマル・シャットダウン保護機能
  • グリッチ・フリーのバス入力および出力による電源オンおよびオフ
    • 高い入力インピーダンスと低いVCC
    • 電源サイクル中のモノリシック出力

SN55HVD233-SEP は、ISO 11898 規格に準拠したコントローラ・エリア・ネットワーク (CAN) シリアル通信物理層を採用しているアプリケーションで使用されます。この CAN トランシーバは、最大 1Mbps の信号速度で、差動 CAN バスと CAN コントローラの間の送受信を実行する機能を備えています。

SN55HVD233-SEP は、特に厳しい放射線環境向けに設計されているため、±16V までのクロスワイヤ保護、過電圧保護、および接地損失保護といった機能のほか、過熱 (サーマル・シャットダウン) 保護機能も搭載しています。また、-7V~12Vの広い同相電圧範囲で動作します。このトランシーバは、マイクロプロセッサ、FPGA、またはASIC上のホストCANコントローラと、衛星アプリケーションで使用される差動CANバスとの間のインターフェイスになります。

モード: SN55HVD233-SEP の RS (ピン 8) を使用して、高速、勾配制御、および低消費電力スタンバイ・モードの 3 つの動作モードを選択できます。ピン8を直接グランドに接続して高速モードの動作を選択すると、立ち上がり/立ち下がり勾配の制限なしに、ドライバ出力トランジスタが可能な限り高速にオン/オフのスイッチングを実行できます。立ち上がり/立ち下がり勾配はピンの出力電流に比例するため、この勾配はピン8とグランドの間に抵抗を接続することにより調整できます。抵抗値 0Ω で勾配制御を実装した場合、シングルエンド・スルーレートは約 38V/µs となり、50kΩ までの抵抗値では約 4V/µs のスルーレートが得られます。勾配制御の詳細については、アプリケーションと実装セクションを参照してください。

SN55HVD233-SEP は、ピン 8 に HIGH ロジック・レベルが印加されると、低電流のスタンバイ (リッスンのみ) モードへ移行し、このモードでは、ドライバのスイッチがオフになり、レシーバはアクティブのまま保持されます。ローカル・プロトコル・コントローラがバスへメッセージを送信する必要がある場合は、この低電流スタンバイ・モードを元に戻す必要があります。ループバック・モードの詳細については、アプリケーション情報セクションを参照してください。

ループバック: SN55HVD233-SEP のループバック LBK ピン 5 がロジック HIGH になると、バス出力とバス入力が高インピーダンス状態になります。残りの回路はアクティブに維持され、ドライバからレシーバへのループバックに利用可能なため、バスに干渉することなく自己診断ノード機能に使用できます。

CANバスの状態: デバイスの通電動作中、CANバスにはドミナントとリセッシブという2つの状態があります。ドミナント・バス状態とは、バスが差動で駆動される場合をいい、DおよびRピンがLOWになります。リセッシブ・バス状態とは、バスがVCC/2に、レシーバの高抵抗の内部入力抵抗RINによりバイアスされる場合をいい、DおよびRピンがHIGHになります(バスの状態(物理的ビット表現)およびリセッシブ同相バイアスとレシーバの概略図を参照)。

SN55HVD233-SEP は、ISO 11898 規格に準拠したコントローラ・エリア・ネットワーク (CAN) シリアル通信物理層を採用しているアプリケーションで使用されます。この CAN トランシーバは、最大 1Mbps の信号速度で、差動 CAN バスと CAN コントローラの間の送受信を実行する機能を備えています。

SN55HVD233-SEP は、特に厳しい放射線環境向けに設計されているため、±16V までのクロスワイヤ保護、過電圧保護、および接地損失保護といった機能のほか、過熱 (サーマル・シャットダウン) 保護機能も搭載しています。また、-7V~12Vの広い同相電圧範囲で動作します。このトランシーバは、マイクロプロセッサ、FPGA、またはASIC上のホストCANコントローラと、衛星アプリケーションで使用される差動CANバスとの間のインターフェイスになります。

モード: SN55HVD233-SEP の RS (ピン 8) を使用して、高速、勾配制御、および低消費電力スタンバイ・モードの 3 つの動作モードを選択できます。ピン8を直接グランドに接続して高速モードの動作を選択すると、立ち上がり/立ち下がり勾配の制限なしに、ドライバ出力トランジスタが可能な限り高速にオン/オフのスイッチングを実行できます。立ち上がり/立ち下がり勾配はピンの出力電流に比例するため、この勾配はピン8とグランドの間に抵抗を接続することにより調整できます。抵抗値 0Ω で勾配制御を実装した場合、シングルエンド・スルーレートは約 38V/µs となり、50kΩ までの抵抗値では約 4V/µs のスルーレートが得られます。勾配制御の詳細については、アプリケーションと実装セクションを参照してください。

SN55HVD233-SEP は、ピン 8 に HIGH ロジック・レベルが印加されると、低電流のスタンバイ (リッスンのみ) モードへ移行し、このモードでは、ドライバのスイッチがオフになり、レシーバはアクティブのまま保持されます。ローカル・プロトコル・コントローラがバスへメッセージを送信する必要がある場合は、この低電流スタンバイ・モードを元に戻す必要があります。ループバック・モードの詳細については、アプリケーション情報セクションを参照してください。

ループバック: SN55HVD233-SEP のループバック LBK ピン 5 がロジック HIGH になると、バス出力とバス入力が高インピーダンス状態になります。残りの回路はアクティブに維持され、ドライバからレシーバへのループバックに利用可能なため、バスに干渉することなく自己診断ノード機能に使用できます。

CANバスの状態: デバイスの通電動作中、CANバスにはドミナントとリセッシブという2つの状態があります。ドミナント・バス状態とは、バスが差動で駆動される場合をいい、DおよびRピンがLOWになります。リセッシブ・バス状態とは、バスがVCC/2に、レシーバの高抵抗の内部入力抵抗RINによりバイアスされる場合をいい、DおよびRピンがHIGHになります(バスの状態(物理的ビット表現)およびリセッシブ同相バイアスとレシーバの概略図を参照)。

ダウンロード 字幕付きのビデオを表示 ビデオ

お客様が関心を持ちそうな類似品

open-in-new 代替品と比較
比較対象デバイスと類似の機能
TCAN3413 アクティブ フレキシブル IO とスタンバイ・モード搭載、 3.3V CAN FD トランシーバ Catalog version

技術資料

star =TI が選定したこの製品の主要ドキュメント
結果が見つかりませんでした。検索条件をクリアしてから、再度検索を試してください。
15 をすべて表示
種類 タイトル 最新の英語版をダウンロード 日付
* データシート SN55HVD233-SEP 宇宙用強化プラスチックに搭載された 3.3V 耐放射線特性 CAN トランシーバ データシート PDF | HTML 英語版 PDF | HTML 2018年 12月 7日
* VID SN55HVD233-SEP VID V6218617 2020年 8月 6日
* 放射線と信頼性レポート SN55HVD233-SEP Space EP Process Flow and Reliability Report 2019年 4月 24日
* 放射線と信頼性レポート SN55HVD233-SEP Total Ionizing Dose (TID) Radiation Report 2019年 1月 11日
* 放射線と信頼性レポート Single-Event Latch-Up Test Report of the SN55HVD233-SEP CAN Bus Transceiver 2018年 12月 14日
セレクション・ガイド TI Space Products (Rev. J) 2024年 2月 12日
技術記事 低軌道アプリケーションにおける宇宙用拡張製品による課題への対処方法 (Rev. A 翻訳版) PDF | HTML 英語版 (Rev.A) PDF | HTML 2024年 1月 12日
技術記事 航太級強化產品如何因應低地球軌道應用的挑戰 (Rev. A) PDF | HTML 2024年 1月 11日
技術記事 우주 항공 강화 제품이 저지구 궤도 애플리케이션의 과제를 해결하는 방법 (Rev. A) PDF | HTML 2024年 1月 11日
アプリケーション・ノート Reduce the Risk in Low-Earth Orbit Missions with Space Enhanced Plastic Products (Rev. A) PDF | HTML 2022年 9月 15日
アプリケーション概要 Space-Grade, 30-krad, Isolated CAN Serial Transceiver Circuit PDF | HTML 2021年 6月 1日
ユーザー・ガイド TCAN Evaluation Module (Rev. A) 2021年 3月 16日
アプリケーション・ノート Introduction to the Controller Area Network (CAN) (Rev. B) PDF | HTML 2016年 5月 19日
アプリケーション・ノート Overview of 3.3V CAN (Controller Area Network) Transceivers 2013年 1月 22日
アプリケーション・ノート Critical Spacing of CAN Bus Connections (Rev. A) 2009年 1月 22日

設計および開発

その他のアイテムや必要なリソースを参照するには、以下のタイトルをクリックして詳細ページをご覧ください。

評価ボード

TCAN1042DEVM — TCAN10xx コントローラ・エリア・ネットワーク(CAN)の評価モジュール

The evaluation module (EVM) comes with the TCAN1042D CAN transceiver factory installed. The CAN EVM can be reconfigured by a user for use with all TI CAN transceiver families: TCAN33x, SN65HVD23x, SN65HVD25x, SN65HVD10x0 and SN65HVDA54x by replacing the transceiver and setting jumpers on the (...)

ユーザー ガイド: PDF
評価ボード

ALPHA-3P-ADM-VA601-SPACE-AMD — AMD Versal コア XQRVC1902 ACAP と TI の耐放射線特性製品を採用した Alpha Data の ADM-VA601 キット

これは 6U の VPX フォーム ファクタで、AMD-Xilinx® Versal AI Core XQRVC1902 適応型 SoC/FPGA を提示します。ADM-VA600 は、1 個の FMC+ コネクタ、DDR4 DRAM、システム監視機能を搭載したモジュール型ボードのデザインです。主な部品は、耐放射線特性のパワー マネージメント、インターフェイス、クロック処理機能、組込みプロセッシング (-SEP) の各デバイスです。

シミュレーション・モデル

SN65HVD233 IBIS Model (Rev. A)

SLLC326A.ZIP (71 KB) - IBIS Model
シミュレーション・ツール

PSPICE-FOR-TI — TI Design / シミュレーション・ツール向け PSpice®

PSpice® for TI は、各種アナログ回路の機能評価に役立つ、設計とシミュレーション向けの環境です。設計とシミュレーションに適したこのフル機能スイートは、Cadence® のアナログ分析エンジンを使用しています。PSpice for TI は無償で使用でき、アナログや電源に関する TI の製品ラインアップを対象とする、業界でも有数の大規模なモデル・ライブラリが付属しているほか、選択された一部のアナログ動作モデルも利用できます。

設計とシミュレーション向けの環境である PSpice for TI (...)
シミュレーション・ツール

TINA-TI — SPICE ベースのアナログ・シミュレーション・プログラム

TINA-TI は、DC 解析、過渡解析、周波数ドメイン解析など、SPICE の標準的な機能すべてを搭載しています。TINA には多彩な後処理機能があり、結果を必要なフォーマットにすることができます。仮想計測機能を使用すると、入力波形を選択し、回路ノードの電圧や波形を仮想的に測定することができます。TINA の回路キャプチャ機能は非常に直観的であり、「クイックスタート」を実現できます。

TINA-TI をインストールするには、約 500MB が必要です。インストールは簡単です。必要に応じてアンインストールも可能です。(そのようなことはないと思いますが)

TINA は DesignSoft (...)

ユーザー ガイド: PDF
英語版 (Rev.A): PDF
パッケージ ピン数 CAD シンボル、フットプリント、および 3D モデル
SOIC (D) 8 Ultra Librarian

購入と品質

記載されている情報:
  • RoHS
  • REACH
  • デバイスのマーキング
  • リード端子の仕上げ / ボールの原材料
  • MSL 定格 / ピーク リフロー
  • MTBF/FIT 推定値
  • 使用原材料
  • 認定試験結果
  • 継続的な信頼性モニタ試験結果
記載されている情報:
  • ファブの拠点
  • 組み立てを実施した拠点

推奨製品には、この TI 製品に関連するパラメータ、評価基板、またはリファレンス デザインが存在する可能性があります。

サポートとトレーニング

TI E2E™ フォーラムでは、TI のエンジニアからの技術サポートを提供

コンテンツは、TI 投稿者やコミュニティ投稿者によって「現状のまま」提供されるもので、TI による仕様の追加を意図するものではありません。使用条件をご確認ください。

TI 製品の品質、パッケージ、ご注文に関するお問い合わせは、TI サポートをご覧ください。​​​​​​​​​​​​​​

ビデオ