TPS281C30
- 広い動作電圧範囲:6V~36V
- ディセーブル時に 64V DC への対処能力
- 低 RON:標準値 30mΩ、最大値 55mΩ
- 可変電流制限によるシステム レベルの信頼性の向上
- バージョン A、C:1A~5A (固定 0.5A)
- バージョン B、D、E:2A~10A (固定 0.5A)
- 高精度電流センシング
- 標準センス モードで 1A 時に ±4%
- 高精度センス モードで 6mA 時に ±12.5%
- 65V を超える誘導性放電クランプを内蔵
- 1µA 未満の低いスタンバイ電流 (スタンバイ モードはバージョン A、B、C、D でのみ利用可能)
- 1.5mA 未満の低静止電流
- 機能安全に対応
- 動作時接合部温度:-40~125℃
- 入力制御:1.8V、3.3V、5V のロジック互換
- ADC 保護のためのフォルト検出電圧スケーリングを内蔵
- オフ状態での開路検出
- サーマル シャットダウンおよびスイング検出
- 熱特性強化型 14 ピン TSSOP パッケージ
- 熱特性強化型 20 ピン QFN パッケージ
TPS281C30x は、産業用制御システムの要件を満たすように設計された、シングル チャネル スマート ハイサイド スイッチです。RON が低い (30mΩ) ため、デバイスの電力消費が最小化され、最大 6A DC の広い範囲の出力負荷電流を駆動でき、64V DC 耐圧でシステムの堅牢性が向上します。
このデバイスには、サーマル シャットダウン、出力クランプ、電流制限などの保護機能が内蔵されています。これらの機能により、短絡などのフォルト イベントが発生したときのシステムの堅牢性が向上します。TPS281C30x は、可変電流制限回路を実装しています。この回路は、大きな容量性負荷を駆動する際に突入電流を低減し、過負荷電流を最小化することで、システムの信頼性を向上させます。ランプや高速充電の容量性負荷など、大きな突入電流の負荷を駆動するために、TPS281C30x では、より高いレベルの許容電流を使用した突入電流期間が設定されています。本デバイスは、過負荷およびオープン負荷の検出などの負荷診断機能を高めることができる高精度の負荷電流検出機能も備えているため、よりよい予知保全が可能です。
TPS281C30E は、電気的高速過渡 (EFT) 耐性を強化しており、VS または VOUT で印加される最大 2.5kV の EFT パルス、10nF の出力コンデンサ、およびパルス ジェネレータと出力の間にある 100pF のカップリング コンデンサによってオフの状態を維持します。大型の出力コンデンサを使用すると、EFT レベルをさらに高めることができます。EFT 耐性の強化により、産業用システムでの望ましくないカップリングに対するシステムの堅牢性が向上します。
TPS281C30x は、小型の 14 ピン、0.65mm ピン ピッチの 4.4mm × 5mm HTSSOP リード付きパッケージ (バージョン A、B、C、D)、および 20 ピン、0.65mm ピンピッチの 5mm × 5mm QFN (すべてのバージョン) で供給され、PCB のフットプリントを最小限に抑えます。
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技術資料
設計および開発
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パッケージ | ピン数 | CAD シンボル、フットプリント、および 3D モデル |
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VQFN (RGW) | 20 | Ultra Librarian |
購入と品質
- RoHS
- REACH
- デバイスのマーキング
- リード端子の仕上げ / ボールの原材料
- MSL 定格 / ピーク リフロー
- MTBF/FIT 推定値
- 使用原材料
- 認定試験結果
- 継続的な信頼性モニタ試験結果
- ファブの拠点
- 組み立てを実施した拠点
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