DS560DF410
- クワッド・チャネル・マルチプロトコル・リタイマ、信号調整機能付き
- すべてのチャネルが独立して、PAM4 と NRZ の両方のデータ・レート (19.6~28.9GBd、div-by-2 および div-by-4 サブレートを含む) にロック可能
- CEI-56G、イーサネット™ (400GbE)、ファイバ・チャネル (64GFC)、 InfiniBand™ (HDR)、および CPRI/eCPRI PCB、銅ケーブル、光学アプリケーションまでの範囲に最適
- 最大 5 種類のボーレートと変調タイプの組み合わせで使用可能な CDR ロック用自動レーン・レート・スイッチング
- 低レイテンシ:26.5625GBd で 2000ps 未満 (代表値)
- 適応型連続時間リニア・イコライザ (CTLE)、RX フィードフォワード・イコライザ (FFE)、判定帰還型イコライザ (DFE) により 30dB を超えるチャネル損失 (13.28GHz の場合) に対応
- 2 × 2 クロスポイントを内蔵
- 調整可能な 4 タップ TX FFE フィルタ
- ギアボックス・モードのサポート (NRZ/PAM4 ビット・マルチプレクサ / デマルチプレクサ、NRZ/PAM4 シリアライザ / デシリアライザ)
- オンチップのアイ開口モニタ (EOM)、PRBS ジェネレータ、デバッグ用の PRBS チェッカ
- 1.8V と 1.2V のデュアル電源
- -40℃~+85℃の動作温度範囲
- AC カップリング・コンデンサを内蔵した 7.65mm × 7.65mm の BGA パッケージ
DS560DF410 は、 4 チャネルを備えた、信号調整機能付きマルチレート・リタイマです。本デバイスは、長く、損失が大きく、クロストークの影響を受ける高速シリアル・リンクの到達距離を伸ばし堅牢性を高めます。
DS560DF410 の各チャネルは無関係に、19.6~28.9GBd の連続した範囲のシンボル・レート (PAM4 および NRZ) またはサポートされている任意のサブレートにロックします。内蔵の CDR 機能は、フロントポート光学モジュール・アプリケーションで、ジッタ・バジェットをリセットし、高速シリアル・データをリタイムするために最適です。これらの機能により、個別のレーンの前方誤り訂正 (FEC) パススルーが可能です。また、 DS560DF410 は CDR ロックのための自動レーン・レート・スイッチングをサポートしており、ホストの介入なしに、最大 5 種類のボーレートと変調タイプの組み合わせを使用できます。
DS560DF410 の先進のイコライゼーション機能には、連続的に適応できる連続時間リニア・イコライザ (CTLE)、RX フィードフォワード・イコライザ (FFE)、判定帰還型イコライザ (DFE)、プログラム可能な低ジッタの 4 タップ TX フィードフォワード・イコライザ (FFE) フィルタがあります。これらの機能により、直接接続銅 (DAC) ケーブルや、複数のコネクタとクロストークを持つバックプレーンなど、損失の多い相互接続の到達範囲を延長できます。
DS560DF410 は、ホストとモジュールの間の単純な NRZ から PAM4、または PAM4 から NRZ への変換のためのビット・マルチプレクサ / デマルチプレクサ・ギアボックスを備えています。このギアボックスは、最大 28.9GBd の 1 対の NRZ 入力を 1 つの 28.9GBd PAM4 出力に集約できるだけでなく、1 つの 28.9GBd PAM4 入力を 1 対の 28.9GBd NRZ 出力に再分割することもできます。
DS560DF410 は、CDR の後に隣接チャネルの各ペア間に完全な 2×2 クロスポイントを実装しており、PCB 配線のフレキシビリティのための高速でフレキシブルなレーン切り替え、2 対 1 の多重化と 1 対 2 の逆多重化によるフェールオーバー冗長、診断監視用の 1 対 2 ファンアウトを実現できます。また、物理的な AC カップリング・コンデンサ (TX および RX) を内蔵しているため、PCB 上の外付けコンデンサは不要です。これらの特長により、PCB の配線の複雑性と、部品表 (BOM) コストを低減できます。
診断機能には、非破壊型 PAM4/NRZ 垂直アイ高さモニタ、2D PAM4/NRZ アイ開口モニタ (EOM)、エラー注入モジュール内蔵 PRBS パターン・ジェネレータ、PRBS エラー・チェッカ、オンチップ温度センサ、といったものがあります。これらの機能はリンクのマージンの測定に役立ち、システムの健全性の経時変化を監視するために使えます。
DS560DF410 は I 2C 経由、または外付けの EEPROM により構成可能です。単一の EEPROM を、最大 16 個のデバイスで共有できます。
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技術資料
種類 | タイトル | 最新の英語版をダウンロード | 日付 | |||
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* | データシート | DS560DF410 56Gbps の 4 チャネル・マルチレート・リタイマ、クロスポイント付き データシート | PDF | HTML | 英語版 | PDF | HTML | 2021年 12月 15日 |
証明書 | DS560DF410EVM EU RoHS Declaration of Conformity (DoC) | 2023年 2月 9日 |
設計および開発
その他のアイテムや必要なリソースを参照するには、以下のタイトルをクリックして詳細ページをご覧ください。
DS560DF410EVM — DS560DF410 2 x 2 のクロスポイント搭載、56Gbps マルチレート対応、4 チャネル リタイマの評価基板
DS560DF410EVM を採用すると、56Gbps 対応の 8 チャネル リタイマである DS560DF410 を容易に評価できます。開発ユーザーは、Huber+Suhner の 1x8 MXP コネクタ経由で、電力と高速トラフィックを評価基板 (EVM) に供給する必要があります。Huber+Suhner ケーブルは付属していません。
開発ユーザーが、FTDI から I2C への変換を行うオンボード接続機能と評価基板 (EVM) ソフトウェアを使用すると、信号検出、イコライゼーション設定、Tx (送信) 出力設定、EEPROM (...)
PSPICE-FOR-TI — TI Design / シミュレーション・ツール向け PSpice®
設計とシミュレーション向けの環境である PSpice for TI (...)
TINA-TI — SPICE ベースのアナログ・シミュレーション・プログラム
TINA-TI をインストールするには、約 500MB が必要です。インストールは簡単です。必要に応じてアンインストールも可能です。(そのようなことはないと思いますが)
TINA は DesignSoft (...)
TIDA-060043 — 56G リタイマ MCB QSFP-DD のリファレンス・デザイン
パッケージ | ピン数 | CAD シンボル、フットプリント、および 3D モデル |
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FCCSP (AMN) | 81 | Ultra Librarian |
購入と品質
- RoHS
- REACH
- デバイスのマーキング
- リード端子の仕上げ / ボールの原材料
- MSL 定格 / ピーク リフロー
- MTBF/FIT 推定値
- 使用原材料
- 認定試験結果
- 継続的な信頼性モニタ試験結果
- ファブの拠点
- 組み立てを実施した拠点
推奨製品には、この TI 製品に関連するパラメータ、評価基板、またはリファレンス デザインが存在する可能性があります。